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目次
フケとは
フケは頭皮から出る老廃物、つまり肌から出る垢のようなものです。
人間の皮膚は、約1ヶ月のサイクルで生まれ変わるターンオーバーという機能が備わっており、それは頭皮も同じです。
ターンオーバーのときに古くなった頭皮の角質が皮膚の奥から押し出され、剥がれ落ちたものがフケです。
通常のターンオーバーで発生するフケは垢のように小さく、通常は洗髪で取り除かれるため、目立つことはありません。
フケの原因
頭皮は体のなかでも、特に皮脂の分泌が盛んな部位です。
さらに、頭皮には皮脂や汗などを栄養とするマラセチア菌という皮膚常在菌がいます。
ほどよい皮脂は頭皮に潤いをもたらし、マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入を防いで頭皮の健康を守ってくれています。
ところが、何らかの理由で皮脂やマラセチア菌のバランスが悪くなり、多すぎたり少なすぎたりすると、頭皮のターンオーバーが崩れ、角質が大量に剥がれ落ちる「フケ症」と呼ばれる状態になるのです。
フケが大量に発生してしまう原因は、皮脂の量によって2パターンあります。
脂性フケ
洗髪不足などで皮脂が過剰にある場合は、皮脂を栄養とするマラセチア菌も必要以上に増殖します。
これによって地肌が刺激を受け、ターンオーバーが乱れて大量のフケが発生します。
取り切れていない皮脂は酸化が進み、ほこりや汚れを吸着し、古い角質とまざりあってベトベトした脂性ふけとなります。
もともと脂性肌タイプの人は、頭皮に皮脂や汗が人より多く発生するため、脂性フケになりやすいと言えます。
白~やや黄色がかった白で、湿ってベトベトしており、大きな塊となって落ちたり頭皮や頭髪にはりつくのが、脂性フケの特徴です。
乾性フケ
過度な洗髪や洗浄力の強いシャンプー剤によって皮脂が必要以上に落とされることが原因です。
潤いがなく乾燥した頭皮は免疫力が低下し、ターンオーバーのリズムが早まって未熟な角質細胞まで剥がれ落ちるようになります。
もともと乾燥肌の人は頭皮も乾燥しやすく、乾性フケになりやすいと言えます。
白く細かく、カサカサと乾燥しており、パラパラと落ちるのが、乾性フケの特徴です。
年齢・性別・季節による違い
フケのタイプや発生のしやすさは、年齢や性別、季節によっても多少異なります。
湿気の多い夏場は脂性フケが増え、空気が乾燥する冬場には乾性フケになりがちです。
性別でみると、男女ともに成長期である10~14歳ごろにかけて皮脂の分泌量が増え始めます。
男性は60歳ごろまではずっと皮脂の分泌量が多く、女性は30歳代までがピークで、この時期には脂性フケが出やすいと言えます。
それ以降は皮脂量が減少していき、逆に肌が乾燥しがちに変わってくるため、乾性フケが多くなる傾向にあります。
フケ対策
フケの対策として、まずあまり手で頭を触らないことです。
かゆみがある場合には、ついつい爪でかいてしまいがちです。
かきすぎると皮膚のバリア機能が壊れてさらに症状が悪化し、炎症も起きて悪循環に陥ります。
まずは、爪で強くかかないことが大事です。
自分の頭皮状態にあったシャンプーを選び、正しい頭髪ケアを行いましょう。
脂性フケの場合は、洗浄力の強い石油シャンプーや石鹸シャンプーを使い、乾性フケタイプの場合は、洗浄力の弱いアミノ酸系のシャンプーを使うことがおすすめです。
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脂性フケの場合は洗髪が足りていないことがあるため頻度を増やし、反対に乾性フケの場合は洗髪のしすぎに注意し、洗髪間隔をあけてみてもよいでしょう。
もともと乾燥肌の人は、毎回シャンプー剤を使うのではなく、ぬるめのシャワーで洗い流すだけの日を設定するのもおすすめです。
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不規則な食生活はフケ増加の原因の一つですが、特に気をつけたいのは、食べ過ぎ・飲み過ぎです。
高カロリーのものを多く摂取すると、頭皮の皮脂分泌が多くなってしまいます。
中でも皮脂の分泌を増やす働きのある脂質・糖質・ナッツ類などの摂取が多い人は、脂性フケが出やすい傾向にあります。
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